2006年01月18日

協会やJHLの不信感・猜疑心。

HC東京の脱退があった無いに関わらず、協会やJHLにあった不信感・猜疑心。

まず、さっきから書いていた
    水戸ホーリーホックとつくばエクスプレス
    柏レイソルとつくばエクスプレス
    そして、大崎電気とつくばエクスプレス

これは、何を意味するかと言うと、つくばエクスプレスの開通の時にプロモーション活動を行ったかの差です。

水戸ホーリーホックは、試合会場から遠いにも拘らず、つくばエクスプレスカウントダウンイベントに参加した。(2005年5月22日を参照)


柏レイソルは、「柏の葉キャンパス駅」が準ホームスタジアムの「柏の葉公園総合競技場」に近い事もあり、9/3 FC東京戦柏ホームタウンデーで、つくばエクスプレス開業記念イベントをした。準ホームスタジアムなので、あまり試合を行われないが自分のチームをアピールしようと言う気兼ねを感じられる。(それでも厳しく言われてるけど。)


そして、大崎電気と三郷中央、大崎電気VSホンダ熊本に三郷中央駅から行ったのですが、特にイベントも無く、駅でさえハンドボールの試合があると言う感じが全然しなかったのですが・・・。


なにが言いたいか、もうお解りですね。
このつくばエクスプレスをみても解かる様に、協会やJHLは一般客を呼び込む意気込みが感じられないと言うことだ。
はっきり言って、スポーツだって商売。それは、どのスポーツも同じ。
それなのに、このハンドボール協会やJHLはその感覚が徹底的に欠落しているんだ。


唯一のハンドボール専門誌「スポーツイベントハンドボール」にて、2005年12月号で「JHL特別リポート・集客作戦にZOOM IN!!」と言う記事の中の一行に、「目標達成に向けて順調」の中に「地域に貢献することで存在感を高める。それぞれのチーム、地域ならではの運営、取り組み方は、多くの示唆に富む」と書いてあるが、なんて事は無い。
このつくばエクスプレスの例を見ても解かる様に、協会やJHLそして各チームが、地域に対するアピールを舐めているんだ。


「JHL特別リポート・集客作戦にZOOM IN!!」の記事を僕は苦笑いしながら読んでいた。なぜなら、書いてある内容のほとんど全てが「ハンドボールファンへのアピールの記事」だけで「地域に対するハンドボールファン以外へのアピール」が、書かれてなかったのである。

唯一安心したのが、熊本市の繁華街でJHLのPRイベントを開催した事である。
それで、「ホンダ熊本とオムロン、そして熊本の方々はよく頑張りました。」と書いたのである。



そういえば、地域スポーツで成功した例で、よくJリーグ特にアルビレックス新潟が上げられる。「2002年ワールドカップ開催があったから」、「Jリーグと言うプロと言う名の肩書きがあったから」、「他には対抗する物が何も無いから」と色んな例を出しているが、全てふざけるなって感じだ。お門違いもいい加減にしろである。
確かにそれらの影響もあったかも知れないが、Jリーグがここまで上手く行っているのは、各所による地味な努力の結晶だ。
県や市に頼っていた所も多く、税金ドロボーと各チームが罵られていた時代があった事を知っているのか。そして関係者がいろんな所に頭を下げ、そして関係者や選手が、地道な努力をして地域に認められたのか知っているのか。
それは、今でも続けられている。
ビッグクラブから小さなクラブまでもがだ!。


たとえばJ1
FC東京(町のイベントに積極参加
名古屋グランパスエイト(ビッグクラブだが街角ちらし配布作戦町祭りにも積極参加
川崎フロンターレ(必勝祈願から新年商店街の挨拶回り毎試合に試合告知チラシ配布のお知らせ

J1は金と規模が大きいだろうって?
ではJ2を見てみようか。

水戸ホーリーホック(ショッピングセンターのイベントから町のイベントまで積極参加
ザスパ草津(定期的にイベント参加・特に2005試合運営にご協力頂いた運営サポートスタッフの為に、運営島公園清掃活動/ふれあい昼食タイムを開催。とボランティア仲間も大切にする心配り。
湘南ベルマーレ(コミュニティーFM湘南サバナと協力しての広報活動・町祭りがあれば積極的に参加
ヴォルティス徳島(積極的な街頭キャンペーン町祭りそしてコンビニ開店でさえもイベント参加してチームをアピール。


メディア露出も大事だが、こういう細かい事をして、地域に密着する事でJリーグは上手く行っているんだ。たとえ、チームが大きな経済的ピンチになっても、サポーターやファンの力で難を逃れた例もある。
そして、それは他のスポーツにも確実に波及している。

BJリーグ
埼玉ブロンコス(ところざわまつり等に参加
東京アパッチ(亀戸から門前仲町まで積極的なイベント参加
仙台89ERS(地域イベントに積極参加


彼らはプロだからあたりまえだって?。
では、他のトップリーグスポーツを見てみようか。


JBL
トヨタアルハイク(2005ボールふれあいフェスタ参加
福岡レッドファルコンズ(地域祭りの参加など・運営状況はかなり危ないと聞いたが大丈夫か?)


Vリーグ
堺ブレイザーズ(ファンを通して各所にポスター配布
サントリーサンバース(サントリー キッズ・スポーツアカデミー2005 inインボイスSEIBUドームに参加・各種スポーツを通しながらチームをアピール
NECブルーロケッツ(府中市制施行50周年記念「ボールふれあいフェスタ」に参加・他のスポーツと協力しながらチームをアピール
茂原アルカス(各種地元のイベントに参加


ラグビートップリーグ
ヤマハ発動機(地域イベントに参加・地元FMとの協力で自分のチームの情報も提供
セコムラガッツ(狭山市ハーモニーフェスティバル2005に参加、音楽やスポーツを通してチームをアピール



他のスポーツのトップチームでさえ、これぐらいの事をやっている事を、ハンドボール関係者は解かっているのだろうか。
ハンドボールの世界では、こんな感じの動きが全然感じられないのだけど。
はっきり言って、地元でハンドボール教室をやるだけではアピールにならない。
むしろ、それはスポーツチームがそういう活動をする事は、当たり前に見られているんだ。
地域貢献でも何でもない。
もっと地域の情報に敏感になって、地元にアピールしていく事で、はじめて普通の町の人に理解される物なんだよ。
そして、観やすい環境を作りファンを定着させる事が、今やるべき事なんだ。
(それを考えると、全日本総合ハンドボール選手権大会や全日本実業団ハンドボール選手権なんて最低のイベントだ。大会が始まる前から、観る人や参加する人を選んでいるような日程だし。)
スポーツチームはスポーツだけやっていればいいなんて時代は、とっくに終わっているんだ。
その事をハンドボール協会・JHL・そして各チーム(特に1部・予算表などを見ていると2部チームにそれを託すのは酷だと思うので)、またはハンドボール関係者は理解していないらしい。


やりたいけどお金がない、企業に迷惑かけられない?。
ふざけるな!。JBLやVリーグやラグビートップリーグは企業リーグだ!。
ないのはお金じゃない、意欲だ!。
そして、本当にそう考えているのなら、自分達は「サッカーの地域リーグ」や「バレーの地域リーグチーム」以下ですと、認めたことになるのだぞ!。
posted by mctia at 02:30| Comment(7) | TrackBack(2) | ハンドボール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ひとことだけ。

それだけ言われるのなら、東京HCは地元でどれだけ地域に対して行動を起こされたんでしょうか。それをまず書いていただけますか? 東京HCが何もしていない上で、このようなことを書かれるのは、本末転倒ではありませんか?
Posted by オヤジファン at 2006年01月18日 23:11
まあ、言わんとしていることはわからないでもないですが。。
まず、集客の努力は協会やJHLよりも、それぞれのチームがやるべき事なんじゃないかと、思っています。で、じゃあ、各チームはどうだか、、と言えば、やりたいけど、人手不足(と、経費の不足)なんじゃないですかね。
 どこのチームにも、スタッフ(裏方さん)がいるのでしょうが、おそらく多くのチームは、チーム運営専業ではなく本業(仕事)と掛け持ちでしょう。平日は仕事をこなし、休日はハンドボールの試合にスタッフとして駆り出され、、大崎電気やHC東京の試合を何試合か見てますが、大変だろうな〜と、いつも思っています。
 他のスポーツの「トップチームでさえやっている」と言われますが、トップチームだからこそ、メディアの注目も高いし、なによりも、多くは大企業ですからね、福利厚生や広告宣伝費に使えるお金が、大崎電気や、湧永製薬の比じゃないでしょう。人気の高い、サッカーだからこそ、バレーボールだからこそ、、ってのもあるでしょうしね。
 チーム運営って大変だと思いますよ。日本リーグ一部のチームであれば、数千万から、プロ選手を抱えていれば億単位じゃないでしょうか(そこまではいかないかな?)
 でも、経費を掛けた割には、広告効果も少なさそうだし、最近の風潮である「会社は株主のモノ」という見方からすれば、「無駄使いはやめろ〜」になってしまいます。そうやって、中村荷役が消え、三陽商会が消えていった(のかな?)
 今の日本リーグ各チームはオーナーさんや、従業員さんの理解や協力があってこそ成り立っているでしょうし、それを「努力が足りない」なんて、畏れ多くて、ワタシには言えません。
(今一番怖いのは、景気がまた悪くなって、「や〜めた」と言い出す企業が出てきやしないか、、ということ)

 でも、だからといって、諦めてしまう訳じゃなく、fujihiraさんのように、声を上げていれば、徐々にですが、手伝ってくれる人、それこそ時間を作って、駅でチラシを配ってくれる人も出てくるでしょう。
 一人じゃ何も出来ないかもしれないけど、一人からでも始めなければ、何も始まらないですし。チームやリーグの責任ばかり問うのではなく、それこそ、ファンが地道に周りの人たちに「ハンドボール、ハンドボール」と、つぶやき続けるのが、まずはワタシ等の出来る事じゃあないかしらね。
Posted by いしざか at 2006年01月18日 23:58
いしざかさんのコメントを見ると、うなずくこといっぱいです。

一番怖いのは「や〜めた」ってことだと思います(現に、これだけチームが減っている)。

私は、ちょっとしたアイデアがあるので、それを次のリーグまでに実現したい・・・と考えています。

責任を糾弾することは簡単です、でも、そこにいたる課程をどこまで相手の立場になって検討したか? という点については疑問があると思います。

考えてください。

多くのメジャースポーツは雑誌が存在します。これは雑誌が存続できるぐらい、広告と読者があるからです。

ハンドボールはどうか?

確かに、雑誌は存在しますが、とてもメジャーな雑誌とはいえないでしょう。

それが、現状です。

そういう現状を踏まえて、足元から考えることが必要だと思います。

東京HCというチームの視点から見るのも結構ですが、もっと広い視点から考えてみませんか?

と、思いました。
Posted by オヤジファン at 2006年01月19日 01:27
私は、今回、富士見に行くまで、大崎が東上線沿線のチームだとは知りませんでした。そこからかんがえれば、今回の三郷、八潮は以前からの埼玉での盛り上がりとつくばエクスプレスのことを考えれば、十分に考慮・配慮しているぐらいじゃないか? と思えるぐらいです。

本当に考慮しないならば、つくばエクスプレス沿線での開催なんてしないのではないでしょうか?

待ちに待った回答がコレでは、私はちょっと首をかしげます。
Posted by オヤジファン at 2006年01月19日 19:45
はじめまして、EIGHT!8の管理人の片割れのまんぼうと申します。
ここ数年、HPやブログでの沢山の方々のハンドボールに対する想いを知ることが出来本当に嬉しい限りです。色々な角度から色々な頭で、いろいろな行動を起こせればいいですね。
正直、10年前はハンドを知らなかった私ですが、湧永を知り、ハンドを知り多くの方々とのご縁を頂き、本当にうぬぼれですが何か私に出来ることがあるのでは?と動き出しました。勇み足も多いですがぜひ今後とも皆さんとも意見交換をさせていただきながら一歩ずつ前に進めたら嬉しいと思っております。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
まずはご挨拶まで。

末筆になりましたが、以前にEIGHT!8をご紹介頂きありがとうございました。
Posted by まんぼう at 2006年01月20日 09:38
皆様返事が遅れてしまいまして申し訳ありません。

>オヤジファンさん
HC東京に対する気持ちは、自分のブログの、「HC東京にも言いたかった事はあります。」に書いてありますので。このブログはHC東京のファンサイトとして意識して書いているので(ちょくちょくV1リーグとか関係のない話とかもしたりしますが)、HC東京主体の見方になるのは普通だと思うのですが・・・。

そして、メジャーの雑誌が存在しないからこそ、逆に小さな行動を繰り返さなければ、少しでも貢献しているように見せなければ、より厳しくなるのではとも思うのですが。


>いしざかさん
企業スポーツのチームは、ほぼ全てが本業(仕事)と掛け持ちですよ。
特にバレーのNECのホームページなんかは、メンバー紹介に会社内での所属部署も載せてるし。(日本代表の所属部署まで載せて大丈夫か?。とも思いました。)


さらには、たまに、登録費・遠征費・雑費だけ出してチームに企業名つけて、後は勝手にやってちょうだい、しかし監督、選手やスタッフは、いろんな所で生活のための他の会社の社員やアルバイトなんてチームもあったりしますが。(そういえば、選手登録ぎりぎりなんて事もありましたね。そのチーム。)払ってない分だけ、HC東京より環境がいいかも知れませんが。


ただ、今まで観て来た経験からは、福利厚生や広告宣伝費を頼りにしているスポーツの中では、ハンドボールだけでなく、バスケットやバレーやアマ野球・サッカー全て一緒です。「お金掛かってるから潰れない。」と言う事はないと思いますよ。
逆にお金が掛かるから潰れると言うのも、あったりします。逆にお金が掛からないから残すと言うのもあったり。
企業スポーツである以上、使えるお金の金額に差があれど、危険度は同じだと思います。

だた、いままでの経験で多かれ少なかれ、(ハンドボールに限らず)協会やリーグが批判されるのは、ある種、あたりまえの事ではないのではないのかと思ってみています。


自分の中で、最も大きい疑問があったのですが、協会ホームページの中や、他の人のサイトで話をみて、ある程度解決しましたので、後日自分のブログ内で書きます。


>まんぼうさん
はじめまして、東京ホールスポーツのfujihiraと申します。
ハンドボール観戦初心者としては、楽しくホームページを閲覧させて頂いています。
多彩なコーナーで、企画や更新も大変そうで凄いと思います。(僕はブログ更新だけで、手一杯なのに。)
是非これからも頑張ってください。
Posted by fujihira at 2006年01月22日 06:52
>いしざかさん
「自分の中で、最も大きい疑問があったのですが」で書いたのですが、それが「杉山茂さん、感動しました。2月号は買いです。」で書いた事です。
JHLの返答では無いので、納得してない所もありますが・・・。
Posted by fujihira at 2006年01月25日 04:41
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スポーツだって商売
Excerpt: 協会やJHLの不信感・猜疑心。(東京ホールスポーツ) 「もっと地域の情報に敏感になって、地元にアピールしていく事で、はじめて普通の町の人に理解される物なんだよ。」
Weblog: HANDer
Tracked: 2006-01-18 07:06

こりゃ便利。
Excerpt: ここ便利ですわー。 これからちょくちょく覗くとしよう。 あと、ここも色々考えさせられます。 情報収集は大切ですね。 巻き爪のいいお医者さんの情報も早く探さねば。..
Weblog: 送球狂の詩。
Tracked: 2006-01-19 21:09
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